勝ちとか負けとか

 仕事には関係もない他愛もない話です。

 もう何年も前に大先輩の掃除屋さんと同時に窓掃除を始めたら、僕が1箇所やっている間に大先輩は3箇所も窓掃除を終わらせてました。
 早ければいい訳じゃないのは百も承知ですが悔しかった。

 数年後に同じ様に並んで作業したら僕の方が早くなってた。これって勝ったとか負けたじゃなくて、自分が少しだけ成長しただけなんですね。ここで「俺は頑張ったもん、あんたにはもう勝った!追い越した!」と威張っちゃったらそこで成長は止まると思うんです。

 同じようにワックス掛けで大先輩と仕事していた時も、同じように床を洗って汚水を集めて水拭きしてワックスを掛けても大先輩は僕の2倍近い面積を終わらせてました。これも当時は「負けた・・・勝ち目無いな~。悔しい」と思ってましたが。「勝った負けた」と気にしている時点で勝ち目なんてないんですね。

 悔しいと思えたことだけは幸運で、あれこれ勉強して今じゃ大先輩とスピードは同じになっています。これも勝ったわけでも引き分けたわけでもなくて、成長しただけ。

 僕は昔から努力するとか、根性とか、頑張る、気合で何とか、具合が悪くても仕事する、熱があっても仕事をするとか、そんな考え方に違和感を感じます。
 
 人生の中の仕事であって、仕事の中に人生がある訳じゃないですから、仕事第一ってのは「?」って思っちゃいます。

 仕事仕事で体を壊して、人生が終わってしまう。なんだか味気ないじゃないですか。「仕事が楽しくて。」って人も沢山います。僕も仕事は面白いです。
 でもそれよりも、家で子供と遊んだり、趣味の時間を思い切り楽しむとか、人生は仕事以外にも充実することって沢山あると思っています。

 仕事もプライベートも面白おかしくやっていて、その中で学びがあり成長して、先に書いたみたいな先輩にはかなわなくて悔しかったエピソードのように、目標にしていた人に近づけた。そんな出来事が1年に1つでも2つでも増えたら、これはますます面白いですよね。
 勝ったから楽しい、負けたからつまらないじゃなくて、「あのときはこれしかできなかったのに、今じゃこんなに出来る!」ってちょっとにやけちゃいません?

 車の運転でも僕はしょっちゅう思い出しますけど、「免許取りたての時にこの道路を走って、ものすごく緊張して、ウインカーを出すタイミングつかむのも大変だった。でも今じゃ、缶コーヒー飲みながらでも通り抜けられる」とか。ほんの些細な成長でも楽しく思えます。

 パソコンだって今じゃわりと得意な方ですけど、初めて自分専用のパソコンを手にした19歳の時なんて「いったいこの機械は何をするための機械なのか?」と思いました。電源の切り方も分からずスイッチの長押しで無理やり切ってたり(笑)
 今なら「パソコンがあればなんでも出来る!無限の可能性がある!」とかエクセルだけでも毎日「こんなことも出来たんだ!!!!!」とかにやけちゃいます。

 何度も何度もこのブログでも書いてますし、上にも書きましたが僕は本当に努力が嫌いです。でも、掃除に限っても、開業当時は窓に6時間もかかってたのに(掛かりすぎなんですが・・・)今じゃ20分とか早ければ10分とか。決して雑になった訳ではなく、むしろ品質も上ってます。クレームだってつかないし。昔はしょっちゅう「ガラスが汚い」とかクレームがつきました。
 出来る掃除の種類もはるかに増えました。難しい掃除も得意になりました。洗剤も自分で作ったりも出来る程度に知識もつきました。でも努力は全くしてません。

 毎日毎日、「昨日より出来るかも?」とかにやついていただけです。楽しめなければ続かないですし。

 いつだったか「俺より上手くなりたけれりゃ、俺の6倍努力しろ!俺はお前の3倍は努力してるぞ!」と言われたことがありました。僕はそれを聞いたときに「意地でも努力なんてするもんか!」とニコニコしながら「すごいですね~」と聞きながらも思っていました。だって、0の人間が6倍努力したって0ですよ。それならまずは1になるように、一つ前進する足し算のほうが面白いじゃないですか。掛け算ばかりしたってベースが0ならいつまでも0。
 
 仕事の後も会社で練習。家で練習。次の日は疲れて仕事に身が入らない。これじゃ意味ないです。体力のある人なら出来るんでしょうけど僕は体力は100のうち20もないですから。すぐ疲れる。すぐに風邪をひく。すぐに熱を出す。
 万全じゃない状態で120%のサービスは提供できません。

 それでも休めないから仕事に対する責任感で仕事をする。社会人の鏡のような素晴らしい考えです。僕も実際は熱があったって仕事には行くし、熱があってもなくてもお客さんにしたら「掃除屋さんに頼んだんだもん、きれいになるでしょ。」と思われるのは当たり前。体調は関係ありません。

 でも、こういうの好きじゃないので出来れば体調不良に日は休める会社にしたいです。社会人としての自覚云々の前に人間として最低限の安らかな生活を確保したいです。

 辛い時は誰だって辛いんですから。

 他人に自分の疲労度合とか辛さなんて理解してもらえるわけありません。疲れたときは疲れます。「みんなも疲れてるんだ!」とか言われても「自分的には自分の限界に達しています」と思っても言えない世の中。辛いですね。

 今年はそういう点で、人の痛みを理解できるようにもっと人間的に大きくなりたいな。と少しだけ思っています。
 そして、昨日よりも出来ることってのをもっと増やして、例えばですけど「触っただけで汚れが取れる!」魔法みたいな素晴らしい技術者(ありえませんが、目標は突拍子もない方が楽しいですから)になりたいな。と結構本気で考えています。

 でも、あくまでもすぐに疲れちゃって努力はしない僕のスタイルは貫き通そうと頑なに思っています。

 こういうこと書いてますが、実際は疲れても眠くても熱があっても仕事している自分がいたりします。そんな自分へ「それじゃー仕事中に野垂れ死んで寂しい人生になるよ」という警告のつもりで書いてみました。理想と現実は距離がありますが、縮めることは不可能ではありません。

プロフィール

Beクリーン

Author:Beクリーン

北海道旭川市の美装屋

Beクリーンのブログです。



最近では旭山動物園です

っかりお馴染みになった旭

川を中心に皆さんの身の回

りのお掃除に関するありとあ

らゆることを取り扱ってます。

地域密着型のお掃除屋さん

を目指して日々努力しています。
エコ洗剤の使用による健康と環境
に優しい掃除の実践や、地元旭川
の活性化を目標にしてイベントなど
も行っています。



詳しくはホームページをご覧下さい。

http://www3.plala.or.jp/Be-clean/












アフィリエイト・SEO対策




最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード