2018/03/22
無垢フローリングにコーティング
先日ブログにアップした無垢フロアのコーティングを行ってきました。
蜜蝋やオイルではなくてコーティングで対応しました。
蜜蝋やオイルはフロアの色が変わりますからね。
ただ、無垢材の表面に塗膜を形成する塗り物をしてしまうと、フロアの呼吸?を妨げてしまい、木材が傷みます。これは絶対に避けたいところです。
風合いを変えずに木材内部に満遍なく浸透して、汚れを弾くコーティング。これだと呼吸は止まりません。
なんだか良く分からない感じですけど(笑)ただ何かを塗ればいい。ってのはプロとしてはあずましくないと思います。
写真は樹脂ワックスを剥がす前です。無垢材なのに品のないツヤが。
剥がしているところ。
コーティング中。
右の方が塗っている途中です。ちょっと濡れ色です。
塗って乾いた床です。
下の写真は、上の方が乾いた状態。下の方が未施工。やや違いはありますが言われなければ分からない程度の差だと思います。
これで不思議なことに水や汚れが玉のように弾かれるんです。
暮らしているうちに自然な変化をしていきます。やはり無垢材は自然な感じが一番です。
蜜蝋ワックスが一番いいとは思いますが、茶色になるのが嫌な人もいますしね。
ここ数年で沢山の種類のコーティング材を買ったりサンプルを貰ったりしましたが、コーティングってワックスみたいには塗っちゃいけないんですね。今更気が付いたのかよ!!って言われそうですが、コーティングでレベル(平坦にまっ平らに仕上げる)を出すって難しいんです。
消臭もそうですけど、コーティングも専門家がいるんです。僕たち掃除屋さんは専門ではありません。
コーティングならコーティングだけでご飯を食べている人もいますしね。
ただ、専門家が上手か?っていうと全員が上手なわけではない。って思います。
現に専門家の施工後に僕が手直しとかしてる物件もありますし。
専門家だから兼業の奴には負けねーぞ!!っていう人はすごいでしょうけど、僕たちも専門家にも負けない施工を!!って鼻息はあらいですからね(笑)
まー勉強して練習している人が上手なんだと思います。僕はまだ駆け出しなので(塗り方のスタートラインに立ったばかりですし)もっともっとスペシャル感のある施工を目指して頑張ろうと思いました。
ちなみにコーティングは様々な素材に対応していますから、今回みたいな無垢材に塗れる物もありますし、石に塗るもの、大理石に塗るもの、金属に塗るものとか様々です。
多いトラブルが、お風呂にコーティングして貰ったけど、40度台のお湯でなんでもなかったのに、50度を越えると剥がれた、溶けたとか、白くなったとか。
数十年耐久性があると言われたのに、もたなかった。とか。
困ったら相談して下さい。兼業も意外といい仕事しますよ(笑)
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