2014/12/20
自分で決める
これは出来るあれは出来ない、これは向いてるあれは向いてない色々考えることが多いです。見積もりに行っても「この作業は出来ません」っていうことも多々あります。
「本当に出来ないの?出来る人はいるのになんで自分は出来ないの?出来るまでいろいろ試行錯誤したの?」って自問自答します。
水周りのコーキングの打ち替えを頼まれて行うことがありますが、僕は「コーキングは向いてないな~」とかいつも思います。出来ないことないけど上手ではないです(笑)
でも向いてないんじゃなくて練習してないだけなんですよね。「俺コーキング屋じゃなくて美装屋だし」と言ってしまえば簡単ですけど、そんな簡単に諦めるのもカッコ悪いですし。
この仕事を始めた時は窓掃除に6時間も掛かって「こんなにきれいにしなくていいじゃん」とか思いましたけど、いまなら20分で昔よりもさらに綺麗に出来るようになりました。
昔は「早い人は拭いてないんだろ」とか「俺はあんなに早くなくてもいいかな」とか、なにかと自分に都合のいい理由を付けて逃げ腰でした(笑)カッコ悪いです。
今日行ったようなワックス掛けの現場も昔は「自分はハウスクリーニング専門だからワックス掛けは出来なくても問題ない」とか思ってましたが、今なら「ハウスクリーニング屋のワックス掛けとビルメンさんのワックス掛けの違いはこういう所です!」って自信を持って言えるほど自分なりの拘りをもって作業するくらい、出来ない掃除があってはいけません!って気持ちですし。
自分が「出来ない!」って決めちゃえばきっと出来ないんでしょうし、出来るって決めればそのうち出来ると思います。
向いてるか向いてないかは自分で決めるもんじゃなくて他人が決めるものでしょうし。
会社経営している人たちの会合なんかに顔を出しますが、最近は「入ってすぐ辞めちゃった」とか「無断で来なくなった」とか「メールで辞めます」だけでいなくなったとかそんな話ばかり聞きます。
自分であれこれジャッヂするのが早すぎる人が多いんですね。
もうちょっとだけ辛抱すれば違ったかもしれないのに。って思っちゃいます。