2017/01/28
塗装仕上げ床の研磨
最近ブログのネタが無くて更新もポツポツです。
ちょっとだけ面白い?現場があったのでネタが出来ました。

北海道のマンションやアパートって本州と違い共用廊下は室内にある場合が殆どです。
ですので床もビニール床、長尺とかPタイルとかが多いです。
コンクリート打ちっぱなしもあるんですが、それだと歩行音が響き渡りますから、コンクリートにウレタン塗装とかアクリル塗装とかで仕上げてある場合もあります。塗膜があると歩行音が吸収されて少し響かなくなるそうです。知らないけど。。。
今回はそんな塗装仕上げの床にビルメンさんがワックスを塗りたくって分厚く(3ミリくらい)ビルドアップさせてしまい、尚且つワックスがえぐれて穴が開いたから補修してくれとのご依頼でした。
見たところ、えぐれた箇所はワックスが無くなっていて、ついでに塗装面も少しえぐれています。ワックスを剥がしても、えぐれた塗装面は生き返りませんから、他の箇所もえぐれた塗装と同じ深さまで削らなければいけません。
使ったのは忍者パッドでした。多分ググッても出てこないだろうな~。笑
SPPだと研削力が足りないし、剥離のパッドだと塗装面が死んでしまうし剥離剤は塗装を溶かしますから、それでいて絶妙な加減で削りたいので忍者パッドです。
3ミリ程度のワックスなら忍者パッドは簡単に削り落とします。削れ過ぎ注意で泡泡にしてちょっと削れ加減をセーブします。
そのあと忍者パッドに水研ぎで塗装面をミリ単位で削り落とします。
で、完了です。
塗装は残して傷は消す。面白かったです。
忍者パッドのいい所はまず誰も知らないところ(笑)SPPより安い。SPPより削れる、SPPより大雑把。悪いところは使い方で大暴れする。微妙な加減がしずらい。届くのが遅い。
ですかね。
床以外にも使えそうなので追加注文です。